コンピューターの最大の武器は「繰り返し」だと言われています。
C#の場合、主に以下のような繰り返し方法があります。
// 与えられた値の分だけ繰り返す
for
foreach
// 条件が成立している間のみ繰り返す
while
do while
以下にサンプルコードと解説を記します。
for文のサンプルコード
for(int i = 0; i < 5; i++) {
Console.WriteLine(i);
}
/*
結果
0
1
2
3
4
*/
for文は指定された回数処理を連続で実行するために必要です。 繰り返しのためには、回数を保持する変数が必要となり、この場合「i」がその変数となります。 i < 5は繰り返しを実行する条件となり、この条件が満たされている間は処理が延々と実行されることとなります。
foreach文のサンプルコード
string[] items = {"Apple", "Banana", "Chocolate"};
foreach(string item in items){
Console.WriteLine(item);
}
/*
結果
Apple
Banana
Chocolate
*/
foreach文を使うと、配列の全要素を取り出してそれぞれの処理を実行することが出来ます。 詳しくは次の「配列」ページに書かれていますのでご覧ください。
while文のサンプルコード
int hp = 10;
Console.WriteLine("HP: " + hp);
while(hp > 0) {
hp -= 3;
Console.WriteLine("HP: " + hp);
}
Console.WriteLine("あなたはしにました");
/*
結果
HP: 10
HP: 7
HP: 4
HP: 1
HP: -2
あなたはしにました
*/
条件が満たされている間処理を延々と実行します。 実はfor文はwhile文の応用だったりします。
// 一般的なfor文の処理
for(int i = 0; i < 5; i++){
Console.WriteLine(i);
}
// 上記と同じ処理
int x = 0;
while(x < 5) {
Console.WriteLine(x);
x++;
}
for文もwhile文も、条件が満たされている間のみループを実行します。